東京国税局相談センターに5年7年保存の表記揺れ問題を聞く
問題は、国税庁のページに
帳簿・書類の保存に係る表記で
「書類は5年保管」
と書かれている
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/01_2.htm
と
対して
「基本、書類は7年保管」と書かれているページ
https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/5930.htm
があります。
本日、東京国税局相談センターに電話してみました。
質問 どうして5年保存と書かれていたり、7年保存と書かれているのか?
回答 法人は基本7年以上、個人は5年保管です。
質問 5年と書かれている
「ホーム刊行物等パンフレット・手引 パンフレット「暮らしの税情報」(令和元年度版)記帳や帳簿等保存・青色申告」
ページには、特に断り書きがなく、5年保存と書かれているが、どのように判断できるのか?
回答 同じページを今見ているところですが、これは、「暮らしの税情報」とあるように「個人事業主」向けの情報です
質問 Webで「青色申告 帳簿書類」を入力して検索すると、該当のページに誘導される、特に、個人事業主向けとの断りもなく、
さらに、法人の場合は7年保存との注意書きもなく、このような表記になっていること自体が問題ではないかと考えます。
その点、どうなのでしょうか?
回答 確かに、十分とは言えないし、今のままでは、誤解を招く恐れがある。
とのことでした。
なお、ご担当の方は、青色申告法人の帳簿書類の保存期間に関して「欠損金の繰越控除」時の保存期間が「10年」であることを最後に強調されていました。
アー すっきり しました。
しかし、このページを読まれた、関係省庁の方は、是非とも当該ページの手直しをお願いいたします。
2020年05月20日 10:22