JIIMA電子取引&スキャナ保存のW認証取得奮闘記
2023年2月22日:更新
JIIMA認証取得プロジェクトに関係するメンバーが増えると次のような問題が発生します。
1 認証制度の基本理解が疎かになり
2 JIIMA機能チェックリストの分析が疎かになり
3 チェックリストの機能要件から妄想が広がり
4 結果的に遠回りしだします
原因は、役割が細分化されることで、設計や開発やマニュアル作成や企画営業等のそれぞれの立場で不十分な理解で考えてしまうからです。
この状況を回避するために次の精読をお勧めします。
■ 電子取引ソフト法的要件認証制度FAQ
https://www.jiima.or.jp/
の内、「認証制度共通FAQ」は、精読してください。
■ 電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証制度FAQ
https://www.jiima.or.jp/
の内、「 ソフト提供ベンダー様向けFAQ」も同様にお願いします。
■ 注意事項及びマニュアル記載レベルガイド (2017年12月26日改訂)
https://www.jiima.or.jp/wp-
この精読を疎かにすると、マニュアルの評価がNG「x」
これらを怠ると、認証取得リスクが低減しずらくなります。
2022年12月上旬にコンサルの依頼を受けて、着手打合せしたお客様は、
・懸念点
・法令用語が難しい
・JIIMA認証要件の棚卸と、追加実装の判断が急務
・認証ターゲット
・電子取引とスキャナ保存をWで取得する
・マニュアル作成方針
・認証用に専用マニュアルを作る
など、基本方針を取り決めていました。
2023年2月上旬に進捗会議があり
・JIIMAチェックリストへの回答下書きなど進んでいて
・その回答過程での疑問点が多数でて、適宜アドバイスをしていることろです。
概ね次のような傾向があります。
1 JIIMA詳細リストの読み込みが不十分
2 不十分なので、自分本位な理解に流れながら、自信がなくなる
3 要件確保が、サービス提供側に求められているか、利用ユーザー側に求められているかの判断ができていない
4 「利用ユーザー側に求められている」場合のマニュアルへの記載方法がイメージできない
などです。
ご相談いただければ、明確かつ適格にアドバイスできますので、是非お問い合わせください。
下記もご参考まで・・
JIIMA認証2回のNGで更新審査手数料と同額が発生する https://e-sol.tokyo/blog_articles/20221213_2NG.html |
反響!「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証の支援開始」 https://e-sol.tokyo/blog_articles/20200806_JIIMA_Koe.html |
筆者紹介
益田康夫 関西大学商学部卒業 本籍地 神奈川県
メアド masuda@e-sol.tokyo
1984年に社会人になり、IT業界一筋ながら 3回の転職を経て現在に至っています。
特に2008年のリーマンショック後の不況の 影響を受けて、2010年6月末にリストラ退社して現本業のアンテナハウス株式会社 https://www.antenna.co.jp/ に入社しました。 Sun MicrosystemsやOracleを中心 にしたITインフラから、IAサーバとしてのCompaqやIBMなどや、文書管理システムや ポータルシステムを販売していた前職と、現在のアンテナハウスでのPDF技術や電子 ファイルの変換技術などを中心にした、e-ドキュメントソリューションを探求して ノウハウを習得してきました。
特に、2011年以降、個人で学習時間をひねり出して 、文書情報管理士資格2級、1級、上級と最短記録でレベルアップさせ、更に国家資格 の行政書士※、日商簿記3級を2015年までに取得しました。
行政書士とは、https://www.gyosei.or.jp/information/ をご覧ください。
筆者が経営する株式会社e-SOLは2019年1月8日の設立されました。
2023年02月08日 07:19