火災保険で水害被害の補償が「ほぼ全額」出る場合がある!
2018年7月に兵庫県の某地域で長時間集中豪雨がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/平成30年7月豪雨
上記にあるように、西日本特に中国地方では甚大な被害が出ていることがわかります。
思い起こせば、TVで見聞きしたときは、すごいインパクトがあるのですが、いざ、自宅に影響が出ると、自宅を中心にした意識で
下記のように書いてしまったのだと思います。(今となっては反省)
その地域で多数の住宅で影響が出ていました。
我が自宅も、2階ベランダが水であふれて、サッシの隙間から室内に侵入し、1回の天井とクロスの間に何十リットルもの水が溜まって
相当の影響を受けました。
原因は、枯葉などが排水溝に詰まってしまったことでした。
専門の雨漏り対策業者(Y社)をネットで複数検索して、2社に問い合わせをして、結果的に秋口になって、被害状況の確認をしてもらいました。
・秋口まで長引いた理由は、同地域で多数の損害が出ていたので業者がてんてこ舞いしていて、連絡しても対応をしてもらえなかった為です。
・また、我が家は共働きで、且つ筆者が単身赴任であり、素早く動けなかったことも起因しています。
特に、心配だったのが次の点です
1 漏電はないか?
2 柱などは腐っていないか?
3 全体修理にはどの程度かかるか?
年末に一番心配だった漏電検査に専門の電気技術者を伴ってY社に来ていただき、入念に漏電検査をしたところ問題のないことがわかりました。(検査時間は1時間程度。測定ポイントは大きくは2か所。)
また、「浸水した程度では柱はほとんど影響がない」と経験上の説明と現地の検査の両方で安心しました。
さて、全体修理ですが、見積もりによると
1)電気コンセントの付け替え工事
2)クロスの貼り替え工事
3)2階ベランダの防水工事
で30万円弱でした。
これからも継続して住む大事な家なので、修理に向けていろいろ検討していました。
(築30年の2階建ての戸建てで、15年ぐらい前に中古で取得したものです)
その過程で、保険会社への相談が重要なポイントなってきました。(保険会社への相談は当初頭にはなったのが正直なところでした。理由は火災保険をかけていたのは覚えていましたが、それで保証は受けられないだろうと、端から諦めていたからです。それに背中を押してくれたのはY社でした。)
保険の種類は火災保険だったのですが、保険会社がよく相談に乗ってくれて、たまに状況確認の連絡もくれました。
・実は、保険会社に連絡してから、3カ月程度経過しても、工事の見積もりの取得ができませんでした。
・理由は、同地域での被害が多かったので、業者の見積もりに手が回っていなかった為です。
・にもかかわらず、保険会社は2度3度と、電話をくれて、能動的に補償申請を出すように促してくれました。
結果的に、正式に見積書が整ってから、保険会社に保険適用の申請書を書くことになったのが2019年6月頃でした。
申請書の書き方や表現の仕方に一番気を使いました。
審査員の立場になって、簡潔明瞭に書くにはどうしたらよいかを、よく考えて書きました。
下書きから、何度も見直して、数日おいて見直すなどして慎重に書きました。
・私は、行政書士の試験で鍛えられたので、その点書類の書き方には多少なりとも自信がありました。
・ただし、図解するところは、本当に何度も何度も下書きしましたし
・写真は、家内に頼んで、たくさんのカットの中から使えるものを選択しました。
投函後、保険会社から確認と質問お電話が入りました。
・声の感じは30歳ぐらいの男性の方で、とても誠実そうな方でした。
・質問は、添付していた「工事見積書」に関することや「申請書」に関することでした。
結構、ドキドキしましたが、真摯に受け答えしたことで、特に問題なく理解してもらったようです。
・結構こちらからも質問しました。
・どれぐらいで審査完了するのかとか?
・保証される可能性は?
とかですが、対して「私は、確認する立場なので、審査部門に回してみないとわかりません」と言われました。
しかし、書類上の不備もなく、確認点も十分説明できたので、結果を待ってください的な感じだったです。
その証拠に翌週に、封筒が送られてきて、ほぼ申請全額の振込連絡書が同封されていました。
・正直、驚きました。
・もうお金が入っているなんて!驚きでした。
・すぐにY社に電話したぐらいです。
改めて確認してみたところ
保険の種類は「ホームライフ総合保険」でした。
保険会社は「MS海上火災保険」でした。
保険の期限は、2023年でしたので、もうすぐ更新時期を迎えるものでした。
今回の教訓
1 家を買う時の保険は 総合保険にすべし
2 保険会社は大手にすべし
3 保険金申請はしっかり検討して書くべし
後日談
先日 上記修繕工事関係はすべて完了し、1年ぶりに綺麗になりました。
Y社が言っていたことですが
「周りで沢山保険請求しているお客様を知っているが、申請全額に近い実績は聞いたことがない」
とのことでした。
このような普段の生活に密着した申請手続きでも、今までのスキルや経験が役立った貴重な経験でした。
本ブログは、私のブログの中で皆様に一番読まれているものです。
考えてみると、いま日本は、昭和の時のレベルではなく、災害が日常化して、被害にあわれている方々沢山いらっしゃって困った上でネット検索されているだと感じる今日この頃です。
筆者の経験が少しでも参考になっていることが光栄です。
皆様の被害の復旧の一助になりますように、今回見直して、追記させていただきました。
お問い合わせは無料です。
こちらまでお気軽に・・・被害にあった者だからこそ・・・
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https://e-sol.tokyo/contact.html
筆者紹介 益田康夫 関西大学商学部卒業 本籍地神奈川県 メアド masuda@e-sol.tokyo
筆者紹介 益田康夫 関西大学商学部卒業 本籍地神奈川県 メアド masuda@e-sol.tokyo
1984年に社会人になり、IT業界一筋ながら3回の転職を経て現在に至っています。
特に2008年のリーマンショック後の不況の影響を受けて、2010年6月末にリストラ退社して現本業のアンテナハウス株式会社 https://www.antenna.co.jp/ に入社しました。
Sun MicrosystemsやOracleを中心にしたITインフラから、IAサーバとしてのCompaqやIBMなどや、文書管理システムやポータルシステムを販売していた前職と、現在のアンテナハウスでのPDF技術や電子ファイルの変換技術などを中心にした、e-ドキュメントソリューションを探求してノウハウを習得してきました。
特に、2011年以降、個人で学習時間をひねり出して、文書情報管理士資格2級、1級、上級と最短記録でレベルアップさせ、更に国家資格の行政書士※、日商簿記3級を2015年までに取得しました。
- 行政書士とは、https://www.gyosei.or.jp/information/ をご覧ください。
2019年08月14日 08:37