日経電子版「請求書、紙の保存不要に」記事が気になる方へ
日経電子版「請求書、紙の保存不要に」記事の骨子・財務省が完全ペーパーレスを促進に舵を切ったこと
・クラウド会計サービスを利用すれば請求書や領収書をデータ化して自動で会計税務処理できる
・紙で請求書や領収書の保管が不要になる
という経理部門にはありがたく思える記事なのですが、本質はどこにあるのかを見極める必要があります。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51047710W9A011C1EE8000/
筆者の私見ですが
・税務署は電子申請化を促進している。
・企業間取引もデータ化し帳簿に反映させることで、納税の元となる取引データの捕捉率アップができる。
・なので、キャッシュレス取引を拡大して、クラウド会計サービスを普及させて、相互にデータ連携することで、「適正公正な課税」の名の下に、税逃れの撲滅策に乗り出したのだと考えます。
・昔ながらの紙の領収書や請求書を指にゴムキャップをはめて、探し回る時代は終焉を迎えつつある。
税務コンプライアンス意識の高い企業には、ウエルカムな状態ですが、そうではない企業は、そろそろ考え方を変えなければならない時が来そうだと思います。
2019年11月23日 09:51